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MGSV TPP(PC版)のフレームレート60Hz上限のロック解除

MGSV(メタルギアソリッドV) TPP (ファントムペイン)のPC版ですが
MGSV GZと同じくフレームレートの上限が60Hzに制限されています。

GTX970 x2のSLI+144Hz駆動のモニターを使っていますが
MGS5 TPPでは上限の60Hzに張り付いた状態で非常にもったいない・・・

そこで上限のアンロックをすることに。

MGSV GZではバイナリファイルを書き換える必要がありましたが
今回のTPPでは同じファイルが見当たりません。

どうにか出来ないかと調べていたら設定ファイルらしきものを発見!
(インストール環境によってパスが変わる可能性はありますが、TPP_GRAPHICS_CONFIGで検索すれば見つかるかと思います)
ちなみにNVIDIA GeForce Experienceから設定変更してもこのファイルが書き換わります。
なので、手動で書き換えたからといって問題はないと思いますが
何らかの方法で書き換えをチェックされ、アカウント停止になっても保証は出来ませんので
あくまでも自己責任で変更してください。

C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\251750583\287700\local\TPP_GRAPHICS_CONFIG

設定ファイルを発見したものの、どう設定を書き換えればいいのか分からず。

で、調べてみると既に解除した外国人の方が!(早い)

TPP_GRAPHICS_CONFIG 内の以下の項目を書き換えればいいようです。

変更前
“framerate_control” : “Auto”,

変更後
“framerate_control” : “Variable”,

AutoをVariableに書き換える、やることはこれだけです。
グラフィック設定をゲーム内などから更新するとAutoに戻ってしまいますので
その都度手動での書き換えが必要となります。

尚、GTX970 SLIでも全ての設定が最高品質だと144Hzまでは上がりません。

ONKYO ホームシアターシステム BASE-V50

PC用に使っていたスピーカーが壊れたので買い換えました。
リビングのテレビ用ではなく自室のPC用なので、安くて小型のものを購入しました。

既にアンプ自体は後継機が出ているBASE-V50ですが
システムとしては現時点で後継機が出ておらず
在庫があるところはどこも価格が高めで買う気にならず。

ただアンプ単体では安く売ってるので、システムではなくアンプ単体で購入。
購入したのネットワークAVレシーバー NR-365です。
(BASE-V50のアンプ部分のみを単体として売ってるものです)

5.1ch分のスピーカーを新品で買うと高額になるので
オークションで1つ前の機種のV30HDXのスピーカーを購入しました。

センタースピーカー、サラウンドスピーカーも揃っており
5.1ch分のスピーカーセットを5千円未満で落札しました。
全て木目調で程度もそんなに悪くなくお買い得でした。

実際に各機器と接続してみて調べても分からなかった事が分かったので
記録としてここに書いておきます。

私の環境はモニター2台でPS4、PS3、PC2台、ノートPC2台を運用しています。
ですので、今まではHDMIセレクターで切り替えて使っていました。

スピーカーも2つ用意してモニター2台それぞれで音が出るようにしていたのですが
アンプの買い替えに伴い一つにまとめることにしました。

そこで接続方法を色々と調べたのですが、アンプに繋がったHDMIの映像を出したまま
光やコアキシャル入力のデジタル接続が出せるか分かりませんでした。
(2台のモニターにはそれぞれ映像を流し、音声は任意にどちらかを選択し流したかった)

結論から言うと先に選択してるHDMI接続機器の映像を流したまま
光やコアキシャルのデジタル接続やアナログ接続の音声に切り替えて出せました。

調べた感じではHDMIから他の入力へ切り替えた時点で
HDMI接続の映像が切れるような内容の記述が何件かあったので
切れるものだと思いこんでました。
HDMI接続をモニターとアンプに並列に繋ぐための
HDMIスプリッタ-(分配器)まで買って準備してましたが
実際に繋いでみるとあっさりとHDMIの映像出したまま別ソースの音声が出せました・・・

HDMI切り替え器もスプリッタ-も必要なくなり配線はすっきり。
スプリッタ-は無駄になりましたが、うれしい誤算でした。

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カラーレーザープリンター NEC MultiWriter 5650C PR-L5650C

EPSON、CANONとインクジェットプリンターや複合機を使ってきましたが
ヘッドクリーニングによる起動の遅さやインクの大量消費にずっと悩まされてきました。

インクの消費に関しては、純正インクを使わずに
互換インクや補充インクを使ってきたわけですが
CANONの最新機種用のリセッターが発売されないので
新機種への買い替えへもなかなか踏み切れず
2世代前の古い機種を使い続けてます。

カラーレーザープリンターが驚くほど安くなっているのは知っていたのですが
設置場所の問題等もあり、購入までは至ってませんでした。
(私が使ってるPCラックにプリンタ2台を置くのは厳しい)

ですが、流石にちょっとした印刷をするのに
インクジェットで3分も待たされるのは耐えられない!
ということで、ついにカラーレーザーを導入しました。

写真印刷やCD、DVDなどのレーベル印刷には向かないので
これらはインクジェットに任せ、平行して使用することに。

インクジェットとの平行利用なので、スキャナーは不要なので
コンパクトで安い単純なカラーレーザーにしました。

選んだのはNEC MultiWriter 5650C PR-L5650Cです。
この機種は有線・無線LANにも対応しています。
LAN機能が必要なければ、USB接続のみの5600Cはもっと安く買えます。

MultiWriter 5650C

サイズは非常にコンパクトで、インクジェット複合機とあまり変わりません。
PCラックに2台横にして並べたら、多少無理はありますが乗りました・・・
(こんなことなら悩まずにさっさと買うべきでした)

設置場所に余裕がある方であれば、上位機種のPR-L5750Cの方がお勧めです。
印刷速度はこの機種より早いですし、インクコストも安くなります。
(ただこの機種より重いし大きいですし、消費電力もなかなかです)
販売価格も上位機種といえど同価格帯で売られています。

トナーはリサイクルトナーが4色セットで3,000円程度で売られているので
純正トナーにこだわらなければ、かなり安いランニングコストで運用できそうです。
(ただしリサイクルトナーにはトラブルの可能性もあるので注意が必要です)
まあ、本体自体が1万円程度しかしないので、故障したら買い替えちゃえばいいかと・・・

液晶モニターを27インチIPSパネルに買い換え

WindowsXPのサポートが終焉を迎えるにあたり、少し前にPCを新調しました。
久々に自作PC作ったので、パーツの選択には若干無駄な組み合わせもありました。
(Z87チップセットのマザーなのに型番末尾にK付きのCPU買わなかったりとか・・・)

SSD起動で数秒でPCが起動するようになり、非常に快適に使えてます。
が、モニターは以前から使ってる古いモニターでHDMIのFullHDではあるものの
21.5インチとサイズも小さいことから買い換えを決意。
(2台使ってますが、買い換えるのは1台だけ)

液晶モニターを買うのも久々なので色々見てみましたが
4Kモニターとかはまだまだ高価なので却下。

ゲーム用のモニターはTNパネルの応答速度1ms (GTG)のまま据え置きなので
買い換える液晶は、動きには強くないけど発色のいいIPSパネルに絞って検討。
27インチのフリッカーフリー液晶が税別2万で売ってたので購入決定!

LG 27MP35VQ-B
LG 27MP35VQ-B

安いので高価なモデルとは比べるまでもありませんが
コストパフォーマンスは高い製品だと思います。

ちなみに同シリーズの上位モデル同様、フリッカーフリー液晶で
ブルーライト低減機能・超解像技術なども搭載されています。
(違いはベゼルが薄くない・スピーカーなし・キャリブレーション未実施くらいか)

PS4対応のHDMIセレクター

PS4対応のトルネ(nasne専用の再生ソフト)が出ることになり
モニターに接続する機器構成を見直しました。

今までPS4はモニターに直接HDMIで接続していました。
が、今回の見直しでノートPCやPS3が繋がってるモニターに相乗りすることに。

今まで使用していたHDMIセレクターはオーム電機 AV-S0277ですが
これにPS4を接続してもブラックアプトしてPS4の画面がモニターに映りません。

オーム電機 HDMI 4ポートセレクタ― AV-S0277
オーム電機 HDMI 4ポートセレクタ― AV-S0277

色々と調べてみると、PS4のHDMIは制約が多いらしく
映らないHDMIセレクターが結構あるそうです。

映りそうなHDMIセレクターで出来るだけ安いものを探したら
SANWA SUPPLY HDMI切替器 SW-HD31が良さそうだったので購入してみました。

SANWA SUPPLY HDMI切替器 SW-HD31
SANWA SUPPLY HDMI切替器 SW-HD31

下の写真は新旧のHDMIセレクターを並べたところです。
1つポートが減りはしますが、オーム電機のものと比べると非常に小さいです。

HDMIセレクター比較

オーム電機のものは機械式の切り替えで、サンワサプライのものは電気式の切り替えです。
HDMIの信号がONになると、自動的にそのチャンネルに切り替わります。
(この機能が不便だという人もいるので、自身の使い方に合うか検討する必要があります)

実際に使ってみましたが、PC・PS3・PS4の全てで問題なく表示できました。

安いし小さいし、結構お買い得なHDMIセレクターだと思います。

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Thunderbirdの効果的な迷惑メールフィルター

まず私の利用している環境から書きます。

プライベート利用のプロバイダーはhi-ho(ハイホー)です。
通常使っているメーラーはThunderbird(サンダーバード)です。

hi-hoにも「かんたん迷惑メールフィルター」「メールフィルタリングサービス」というサービスが存在します。

「かんたん迷惑メールフィルター」とは、hi-hoが独自の基準で
自動で件名の先頭に[meiwaku]と付加してくれるサービスです。
この機能は非常に便利ですが、稀に間違いがあることもあり、これを元に自動削除は少々怖いです。

「メールフィルタリングサービス」とは、自分で件名やメールアドレスを指定して受信しないようにするサービスです。

「メールフィルタリングサービス」を利用すれば、迷惑メールは解決しそうに思いますが
残念ながらそう簡単には行きません。

まず、現時点ではメールアドレスと件名の設定が、それぞれ30件までしか保存できません。
そしてメールアドレスは幾らでも偽装が可能なので、業者は次々と新しいアドレスを偽装し作成します。

では、本題のThunderbirdのフィルタリングはどうなっているか見てみましょう。

件数の制限こそないものの、結局はThunderbirdでも件名と差出人の指定となります。
前にも書いている通り差出人であるfromはいくらでも偽装が出来てしまいます。

そこで注目したのが「カスタムヘッダ」です。

「カスタムヘッダ」は、標準のフィルタ条件にない条件の対象を追加することが出来ます。
カスタムヘッダに「Received」を追加します。
(どの情報に適用されるのかは後述します)

これでフィルターの条件にReceivedが利用可能となりました。

では、Receivedとは一体どの情報なのかですが、まずはメールのソースを表示してみてください。

ソースを表示したいメールを選択して、上のメニューから「表示」→「メッセージのソース」でソースが表示されます。
※メールのソースとは、メーラーが人が見やすいように成形する前のデータの原文です。

ソースを表示すると以下の様な画面が表示されます。
(下の画面はEditorにコピーしたものなので、正確には若干違う画面になります)

内容を簡単に説明すると、以下の様になります。

From: これがいわゆる「差出人」で、簡単に誰でも偽装することが可能です。
To: 宛先です。自分のメールアドレスが指定されているはずです。
Received: ここが先程設定した部分で、メールが経由してきたサーバーが残ります。
        (複数のサーバーを経由して来ていれば、複数の履歴が残りますが
         一番下が発信元なので、一番下のReceivedを見ます)

Receivedの部分は、非常に偽装が難しい部分なので、この情報を利用してフィルターします。

このソースだと一番下の「mail-bst.net」というところから沢山迷惑メールが来ていました。
「by ipl004.mail-bst.net (Postfix) with ESMTP id C28CF148E7E6」と書かれていますが
「ipl004.」の部分はサブドメインと言って、業者が好きに変更できる部分なので
変更が出来ない「mail-bst.net」の部分のみをフィルターの対象とします。

※もしこの部分が国内の普通のプロバイダであれば、普通のメールも迷惑メールと見なされてしまい
フィルターに引っ掛かる事になってしまいます。
国内のプロバイダーであれば、迷惑メール防止法により法的な手段を取ることが可能なので
フィルターではなく、プロバイダーや以下のサイトに連絡をし、法的な処置を取ってください。
迷惑メール相談センター

ここまで来れば、あとはフィルターの設定を行うだけです。

フィルター条件にカスタムヘッダで作成した「Received」を選択します。
そして「に次を含む」を指定し、先程の送信元のサーバーである「mail-bst.net」を指定すればOKです。

上の画像は「m-gene2.com」「m-gene3.com」「m-gene4.com」の様に
同じ業者だけどサーバー名の番号だけ変更したようなケースにも対応できるようにしています。

下の方の「動作」は、条件に一致した際の動作を指定します。
※動作は最初から削除の設定ではなく、誤って必要なメールまで消えないか
運用しながら確認を行った方が安全です。