セキュリティの見直しをしてる祭に、現在の構成でのウィークポイントを考えてみました。
まずバックドアのガラスが割られた場合、正常にセキュリティが機能するか。
ショックセンサーが前方に配置されているため、焼き割りなどで衝撃を抑えて割られると
センサーが反応しない可能性は高い気がします。
当然ながらドア類を開ければ発砲しますが、割られた窓から進入されたら?
進入の祭の衝撃で発砲する可能性は高いですが、それでも100%とは言い切れません。
そこでフィールドセンサーや超音波センサーを導入しようと考えました。
フィールドセンサーは温度にも左右されますし、雨が強い場合などには雨にも反応します。
車内が広いミニバンなどで室内全体をカバーしようとすると
どうしても感度を高くする必要が出てきますので誤報も増えると思われます。
超音波センサーは広い室内でも大丈夫ですし、雨にも影響されることはありません。
そこで超音波センサーを導入することに決定しました。
(日産などは純正で超音波センサー搭載のセキュリティーもあります)
センサーはAピラー部分に取り付けました。
取り付けて思ったことは、超音波センサーの調整は結構難しいです。
センサーを向ける方向で感度や反応する場所が変わります。
死角を完全に無くすことは無理だと思いますが、試行錯誤しながら
なんとか窓付近やバックドア付近の動きを感知させることが出来ました。
ちなみにRX(受信)側のセンサーを付けたピラー付近を強く叩くと反応します(笑)
センサーの感度や反応場所を確認する祭は、センサー本体を見える位置に置き
出力線を繋がずにLEDの点滅を確認すると、音を出さずに調整できるので便利です。
センサーが感知した場合のパルス時間は「NEGATIVE PULSE ABOUT 0.8S-1.2S」と
書かれており、ショックセンサーと同じZone4のセンサーに繋いでも発砲するかと思い
繋いでみましたが発砲ではなく警告の形となりました。
ちゃんと発砲させるためには、H1/6 青の線に繋ぐ必要があります。
今回はとりあえず誤報がどれくらい出るかを確認したかったので
テスト的にショックセンサーと同じオプションセンサー部分に接続しました。
このオプションセンサーの緑線と青線は、それぞれmultiplex inputに対応しており
0.8秒以下の入力があれば警告、それより長ければ警報がなります。
Viper5002であればオプション端子が2つあり、Zone4とZone7と使い分けることが出来るのですが、Hornet300VやViper330VだとZone4しかありません。
ショックセンサーは青線に接続し、超音波センサーは緑線に接続します。
これで電流の逆流はないはずなのですが、Hornet300Vでは思いっきり逆流します(笑)
504D(ショックセンサー)は逆流してもLEDランプは付きませんでしたが
オクで購入した安物の超音波センサーは逆流するとLEDランプが点滅します・・・
ショックセンサーの反応と連動して、超音波センサーのLEDランプも光ります。
ちょっと試した感じでは問題はなさそうでしたが、ちゃんと配線するためにダイオードを入れました。
1Aダイオードを以下の図のように、それぞれの出力線に入れることで
電流が逆流するのを防ぐことが出来ます。
ダイオード接続図
ダイオードは電流の流れを一定方向にしか流さなくしてくれます。
セキュリティのDIY取り付け時には、ダイオードとリレーの知識があると、接続に関しては特に悩むこともないと思いますので、DIYをお考えの方は先にこれらの知識を見につけておくことをお勧めします。
これで車内の状況変化を感知するセンサーも取り付けたので
あとは斜頚センサーくらいなのですが、これはホイールを変えたらですかね。
(今のところホイールを変える予定は入ってません・・・)
純正のホイールでも盗まれたりするのであれば、ちゃんと考える必要はありますが。