’21 CBR600RRのリアインナーフェンダーをマジカルレーシング製リアフェンダー(カーボン)に交換

2年ほど前にリアインナーフェンダーをSPICE製のカーボンのものに交換しました。
’21 CBR600RRのリアインナーフェンダーをSPICE製タクティカルリアフェンダー(カーボン)に交換
特に不満があったわけではありませんが、今回Magical Racing(マジカルレーシング)のものに交換しました。

交換した理由は1つ。
タイヤとインナーフェンダーの隙間です。

以前の記事で書いている通り、SPICE製のものは5mmのスペーサーを入れてやっと隙間が確保できる状態でした。
タイヤウォーマーもなんとかギリギリという感じです。

既に購入済みで次に履く予定のSUPERCORSA SC1 V4 180/60は、現在履いている180/55よりも扁平率が上がるため、タイヤの直径が計算上で18mm大きくなります。
直径で18mmなのでインナーフェンダーとの隙間は今よりも更に9mm狭くなります。
(リアの車高も9mm上がります)
今ですらギリギリなのでタイヤウォーマーは確実にアウトで、下手するとタイヤと直接干渉する可能性も高いと思われます。
純正のインナーフェンダーに戻してもチェーンの貼り具合次第では180/60のタイヤと干渉するようですし、やはりタイヤウォーマーは無理なようです。

そうなるとインナーフェンダーを取り外すしかなくなるのですが、この車両はサーキットだけでなく街乗りも兼用なので見た目も大事!
ということでできるだけ隙間が大きめのインナーフェンダーを探すことにしました。

ネットで色んなインナーフェンダーの装着画像を見てみた結果
・今と同じカーボン製
・信頼できるメーカー
・タイヤとの隙間が広めのもの
で選択したのがマジカルレーシングのリアフェンダーでした。

Magical Racing(マジカルレーシング) リアフェンダー ノーマルスイングアーム専用

マジカルレーシングのインナーフェンダーには取り付け説明書が付属しているので、取り付けに関して特に困ることはないと思います。

取りあえず何もせずに取り付け説明書の通りに取り付けてみました。

SIPCE製よりも隙間に余裕があります。
特にサイド部分は余裕がありますが、外径が一番大きくなる真ん中の部分は180/60で更に隙間が9mm狭くなって、そこから更にタイヤウォーマーまでとなると厳しそうに見えます。
なので今回も後ろの2か所だけ5mmのスペーサーを入れることにしました。

取り付けネジも付属のものより少しだけ長いものを別で用意しました。
(上の写真のネジはマジカルレーシングに付属のネジです)
下の写真が5mmのスペーサーを後ろ側だけに入れた時のタイヤとの隙間です。

スペーサーを入れる前よりも隙間が広くなっているのが分かると思います。

180/55だと隙間が広すぎるくらい空いてます。

スペーサーを入れたので当然ながら後ろの部分はスイングアームから数mmほどインナーフェンダーが浮いた状態となります。

よく見なければ気付かないとは思いますが、見た目とは別の問題が発生。
インナーフェンダーの後ろあたりを軽く指で押すと、スイングアームから浮いてるからかブヨブヨとインナーフェンダーが歪みます。
実用上は恐らく問題ないとは思いますが、なんとなく気持ち悪いので隙間を埋めるためにクッションテープをスイングアーム側に貼り付けました。

5mmのスペーサーだから7mmのクッションテープで充分だろうと思って7mmのクッションテープを購入したのですが、結果的に7mmを2枚重ねてやっといい感じに隙間が埋まりました。

隙間の見た目は正直微妙ではありますが、取りあえず指で押してもインナーフェンダーが歪むことはなくなりました。
あと2回ほどサーキットを走ったらタイヤを180/60に交換予定なので、実際に交換するまでは本当にタイヤウォーマー分の隙間まであるのかは分かりませんが、今見てる感じだと恐らく大丈夫ではないかと思っています。

180/60のタイヤに履き替えました。
続きはこちらから。
’21 CBR600RRのリアインナーフェンダーをマジカルレーシング製リアフェンダー(カーボン)に交換 その2