WakeOnLanに続きLinuxからWindowsを再起動(シャットダウン)する方法です。
まず最初に試してみたのがsmbをインストールすると使えるrpcclientです。
rpcclient -U username%password -N -W yourWorkGroup -c ‘shutdown -r’ yourPCName
早速実行してみる。
invalid command
コマンドがダメだと怒られる・・・
色々調べてみたけど解決策は見つからず。
どうもこのコマンドではうまく行かないようです。
他に方法が無いものかと調べていたらnetコマンドで対応できるようです。
net rpc shutdown -r -t 30 -S yourPCName –workgroup=yourWorkGroup -U username%password –comment=”comment”
↑これは一行で書きます。
以下は各コマンドオプションの説明です。
shutdown -r
これは再起動の命令です。shutdownと-rを取ればシャットダウンに変更できます。
(私の環境ではシャットダウンしてもWindowsは正常に終了するものの電源が完全に落ちませんでした。)
-t 30
シャットダウンするまでの時間(秒数)です。
コマンドが正常に受理されるとWindowsにシャットダウンする事を伝えるダイアログが出現し指定した秒数のカウントダウンが始まります。
-S yourPCName
再起動するPC名を指定します。-Sで指定する場合はコマンドを実行するLinux側で名前解決できている必要があります。
もしIPでPCを指定する場合は -I オプションでIPを指定してください。
–workgroup=yourWorkGroup
再起動するPCが属しているワークグループ名です。
(これはなくても実行可能かも)
-U username%password
再起動するPCのユーザー名とパスワードを指定します。ユーザー名とパスワードの間に%を入れるのを忘れないで下さい。
–comment=”comment”
コマンドが正常に受理されるとWindowsにシャットダウンする事を伝えるダイアログが出現します。
このダイアログにコメント欄がありそこにここで指定したコメントが表示されます。
もしも誰かが再起動するマシンを操作していた場合にワームによる再起動と間違われないようにコメントは書いておきましょう。