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EoTech 557と3X Magnifire(ブースター)

今までAimpoint Comp M2を使っていましたが、レールも長くなったことだしドットサイトを交換することにしました。
(この中に出てくるのは全て本物ではなくレプリカ前提で書いてます)

最後までAimpoint Comp M4sとEoTechホロサイトで迷いましたが、EoTechブースターと合わせることを考えホロサイトレプリカにしました。
単に見た目だけだと、個人的にはAimpointやACOGの方が好みです。
ELCAN SPECTER DRも個人的には見た目が非常に好きで捨てがたかったのですが、色々調べたところ、ドットサイトとしてはレプリカだと厳しそうなのでやめました。
ちなみにEoTechの本物のホロサイトは、その名の通りレティクルがホログラムですが、レプリカはただのドットサイトです。

ドットサイトと一緒にEoTech 3X Magnifire(ブースター)も導入しました。
これは等倍のドットサイトを3倍に拡大し、スコープの用に使えるようにする光学機器です。
更に近距離で等倍で使いたい場合、ブースターをワンタッチで倒して視界から外すことが出来ます。


EoTech 557と3X Magnifire1

EoTech 557と3X Magnifire(ブースター)
EoTech 557と3X Magnifire2

上の写真を見ても分かるように見た目はレプリカの中でも悪い方だと思います。
まずEoTechの刻印すらありません・・・
(箱には552と掛かれてますw)

細かく言えばEoTech557の本物とは形状も若干違います。
どちらかといえば552に近い形でボタンをサイドに移した感じです。

電源には単三電池X2本を使用するタイプです。
「リアルモデル」と宣伝してる557のレプリカもありますが、単四電池X2本タイプだったりして、流石にリアルとは呼べない気がします。
(本物の557はAA電池X2、つまり単三X2本です)
それくらい557という機種は、本物にそっくりなレプリカが中々存在しない機種です。
(本物の557は輸出規制があり、アメリカ国外に持ち出すのが困難なので、忠実に再現するのが難しいのかも?)

↓↓↓↓557実物画像

L-3 EOTech 557
AA battery model (supports Lithium or Alkaline).
と書かれており、単三アルカリと単三リチウム電池をサポートしてるそうです。

もっとお手頃、且つリアルな機種もありますが、サイドに操作ボタンがある機種となるとグッと絞られます。
(サイドボタンを選択したのはブースターを取り付ける場合に操作がし辛くなるのを防ぐためです)

最新の機種でEXPS3なんかもありますが、全長が短くて個人的には好きな形じゃないのと、折角の長いレールなので長いのを載せたかったので557にしました。

レティクル(Green)
EoTech 557と3X Magnifire3

レティクル(Red)
EoTech 557と3X Magnifire4

上の写真だとゴーストが若干出ていますが、実際に肉眼で見ると殆ど見えません。
レンズの隅の方に変な反射も出ませんし、レティクルが滲んでる感じもありません。
レンズは多少暗いですが、レプリカのドットサイトとしては優秀な方だと思います。
(エチゴヤで見たホロサイトの実物は、透明なガラスにしか見えないほどで、比較するまでもなく素晴らしく綺麗でした)

また、レティクルの最大輝度も十分だと思います。
(少し前までのホロサイトレプリカは、昼間だと使い物にならないくらいの輝度しかなかったそうです)

ブースターを倒して等倍で使用
EoTech 557と3X Magnifire5

EoTech 557と3X Magnifire6

上の写真はブースターをワンタッチで横に倒し、等倍のドットサイトとして覗いたところです。

ブースター越しに使用
EoTech 557と3X Magnifire7

上の写真はブースター経由で覗いたところです。

写真ではかなり暗く見えますが、実際はもう少し明るく見えます。
(決して明るく鮮明に見えるわけではなく、暗いといえば暗いです)

またブースターの方が若干高いので、レティクルがセンターに来なくて多少上に見えます。
調整つきのマウントなので、左右は上手く調整してセンターに持って来れましたが
上下方向はこの状態が下限で、更にレティクルを上に持って行く方向でしか調整できませんでした。
Aimpoint M2だとハイマウントでも高さが全然足りませんでした。

あとは、スコープになるなので当然ですが、アイレリーフがかなり短いので
レンズに目を結構近付けないといけません。

まあなんとか許容範囲ではあるので、このまま使おうと思ってます。

EoTech 557と3X Magnifire8

外見のリアルさは正直今一歩ではありますが、ドットサイトとしてはなんとか合格点だと思います。
(リコイルの振動を与え続けて壊れないかとかは試せてません)

SOPMODストックのガタ取り

フロント周りとストックパイプがガチガチになったところで、誰もが気になるSOPMODストックのガタが、輪を掛けて気になるようになってきました。

以下のサイトでガタ取りの方法が紹介されているので、それにそってガタ取りをやってみました。
■SOPMODストックのガタを取ってみる■ エアガン・海外パーツの専門店 香港マニア OFFICIAL BLOG

やってることは殆ど同じなので、香港マニアさんの方法と違う箇所だけ書きます。

SOPMODストックのガタ取り1
SOPMODストックのガタ取り2

香港マニアさんでは、以下のプラ板を使用しています。
厚み0.75mm-幅6.4mm-長さ144mmを2本
厚み0.5mm-幅6.4mm-長さ145mmを2本
厚み0.5mm-幅6.4mm-長さ170mmを2本

0.75mmは用意するのが面倒だったので、全て0.5mmの普通のプラ板で行いました。
幅も6.4mmとかに合わせるのは至難の技なので7mmで統一。
長さは香港マニアさんと大体同じです。(多少現物あわせでカットしたりもしました)

SOPMODストックのガタ取り3

一番下の2枚は平らな面なので問題ないですが、ストックパイプが当たる円形の部分は
プラ板をそのまま貼るのは非常に難しいので、縦長方向に向かって爪で軽く折り目をつけて
円の形にフィットするように予め曲げてから瞬間接着剤で取り付けました。

上の写真のように透明のプラ板だと、瞬間接着剤でプラ板が真っ白になります。
が、見えなくなる箇所なので多少はみ出そうとも、気にせずに作業を続行します(笑)

SOPMODストックのガタ取り4

写真だと最終的に何が変わったのか全く分かりませんが、全て0.5mmのプラ版を使っても
ガチガチ過ぎて動かすのも困難なほど固くなります・・・

私の場合は頻繁にストックの長さを変えることがないので、これでも問題はありませんが
よくストックの長さを変える方は、プラ板を薄くするとか削るとかして
多少は動かしやすいように調整した方がいいと思います。
(本当に固過ぎなくらい固くなります)

これでフロント周り、ストックパイプ、ストックとほぼ全てがガチガチになりました。
アッパーフレームとロアフレームがほんの僅かにカタカタするのが気になるほどガチガチです!

追記
ストックを取り外す必要があったので取り外しました。
が、あまりにも固くて思いっきり引っ張ったら・・・
SOPMOD M4用コネクター端子の端子部分が見事に折れて吹っ飛びました。

結構やる人は多いみたいですが、この小さい部品、買うと1000円近くします。

そういえば、似たような状態で対応した記事をどっかて見た気がします。
確かハンダで補修してたな~
そんな記憶を元に折れた端子をハンダでくっつけてみました。

結構ガッチリ付いて取れなさそうです。
ついでに反対側の端子にもハンダを盛って補強完了!

以前読んだ記憶がある記事を探したら見つかりました。
香港マニアさんのブログでした。
ちなみに以下のリンクのブログでは、端子が完全に折れる前の強化の記事になってますが
私のように完全に折れてからでも、かなりガッチリ付いたので問題ないとは思います。
■SOPMOD M4コネクター端子セットの強化加工■

次世代SOPMODにスリングスイベル取り付け

MP7とかG36Cなんかも手元にありますが、やっぱりM4が好き!
ということで、次世代SOPMODを強化する泥沼の旅は終わりません。

今回はスリングスイベル(要は紐を通すための部品です)を取り付けました。

折角、Daniel DefenseのRISを取り付けたので、フロントのスイベルはDaniel Defense刻印の入ったものにしました。
ストックパイプに取り付けるスイベルは、次世代対応のものにしました。

(本当はこっちもDaniel Defense刻印があるものにしたかったが、次世代だとスタンダードのは使えない)
次世代のストックパイプ部分は、結構弱いと言われているようなので、強度も上げる方向で行きました。
フリーダムアートの次世代M4用スイベルプレートとライラクスの次世代M4ハードバッファーリングを組み込みます。

フリーダムアートの次世代M4用スイベルプレートは、メーカーのblogには以下の様に書かれていて
ストックパイプ自体の固定にも一役買うそうです。
「突起がフレームの窪みにはまり、側面から2本のイモネジでストックパイプを固定します。」
ちなみにこの製品のパッケージには「上級者向け」と書かれていて、取り付けには半田ごてなんかも必要になります。
(まあ、それほど上級者向けってことはありませんが、簡単に取り付け出来ると思って買うのを防止するためでしょう)

ライラクスの次世代M4ハードバッファーリングは、クロムモリブデン鋼で制作された強度の高いパーツです。
純正の弱いバッファーリングと交換することで、ストックパイプが歪むのを防止します。

スリングスイベル取り付け1

では、早速取り付けに入ります。
まずはストックパイプを外すために、ストック周りを取り外します。

ストック取り外し
スリングスイベル取り付け2

バッテリーを入れる部分の部品を取り外します。
上の写真の場所にあるヒューズを抜くと、ネジが2本あるので、丸で囲ってるネジ計3本を外します。

スリングスイベル取り付け3

バッテリーとの接点部品が取り外せるので、更に通電用のレールも抜き取っておきます。
(抜き取らなくても作業できるとは思いますが、念のために抜いておくことをお勧めします)

スリングスイベル取り付け4
スリングスイベル取り付け5

上の写真の順番でストックを引き抜きます。
まず、ストッパーを1の方向に全体的に引っ張ります。
※この部分の引きが甘いと、ストックを引き抜く際に中の電極を引っ掛けて壊すので要注意です!
(先程引き抜いた通電レールの穴から中が確認可能です)

十分に1を引っ張った状態でストックを2の方向へ引き抜きます。

スリングスイベル取り付け6

上の写真の2カ所のネジを外し、配線カバーを取り外します。
※ネジ径に合ったドライバーを使っても非常にネジがなめやすいので注意が必要です。
(1個のネジが半なめ状態になりました・・・)

スリングスイベル取り付け7

配線を半田ごてを使って外しておきます。
(結構熱を入れないと外れないので、火傷に注意してください)

スリングスイベル取り付け8

バッファーリングを取り外しますが、純正のバッファーリングは非常に柔らかく
専用の工具を使わないと、簡単に曲がってしまいます・・・

(DanieDefenceRIS用のレンチを使って力を掛けたらグニャッとなりました・・・)
なぜ社外から強化されたバッファーリングが発売されているのかが分かった瞬間です。
ストックパイプを外す機会がある方は、一緒に交換されることをお勧めします。

配線を外したら、前もってバッファーリングから配線を引き抜いておきます。
(ストックパイプを外した時に、ストックパイプがバネの力で出てくるので、配線が引っ掛かって切れないように)

ストックパイプを反時計回りに回せばストックパイプが外れます。

スリングスイベル取り付け9

純正との比較(右が純正)
スリングスイベル取り付け10

スイベルプレートの加工
スリングスイベル取り付け11

実は、SOPMODは地味にマイナーチェンジをしています。
最近のロットと初期のロットではストックパイプの径が微妙に違います。
フリーダムアートもそれに対応すべく、スイベルプレートも最近のロットでは新SOPMODの径に合わせて作っているそうです。
https://freedomart.militaryblog.jp/e367186.html

私が入手したスイベルプレートは、どうも古いロットだったようでして、削らないとパイプが通りません・・・
まあ30分ほど棒やすりで当たりを確認しながら削れば入るようになりました。

あとは、ストックを外した時と逆の手順で取り付けて行けばOKです。

スリングスイベル取り付け12
スリングスイベル取り付け13
スリングスイベル取り付け14

※ストックを入れる時だけ要注意です。
適当に差し込むと、中の電極金具がストックに引っ掛かり電極が曲がります。

取り付ける場合は、先にストックに通電用のレールを取り付けておいた方が楽だと思います。
で、取り付ける時にそのレールにパイプ側の電極が引っ掛からないように差し込みます。

イモネジ取付
スリングスイベル取り付け15

最後にがっちり固定するために、スイベルプレートの穴にイモネジを締めて完了です。

Daniel Defenseスリングスイベル
スリングスイベル取り付け16

Daniel Defenseスリングスイベルは、ネジ緩めてレールに取り付けるだけ。
簡単ですね~

UFCの5.56スチールフラッシュハイダー(逆ネジ)
スリングスイベル取り付け17

B.E Meyers社がM4A1やその他の5.56口径のライフル用に開発したフラッシュハイダーのレプリカだそうです。
Daniel DefenceのMK18 RISなどと一緒に特殊部隊隊員に支給されていたりもするそうです。

MAGPUL MS3(マルチミッションスリングシステム)
スリングスイベル取り付け18

MAGPUL MS3を取り付けてみました。
1点式と2点式に切り替えが可能なスリングで非常に使い勝手が良いです。

ちなみにフリーダムアートのスイベルプレートにはリングが付いていないので、近くのホームセンターでリングキャッチを購入して取り付けました。
リングキャッチの値段は50円程度で耐加重40kgだそうで、見せ掛けのカラビナなどと違い十分なスペックですね。

スリングスイベル取り付け19
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MP7A1 GBBにドットサイト追加

MP7はSMG(サブマシンガン)に分類される銃で非常にコンパクトです。
具体的にはハンドガン1.5~2個分くらいでしょうか。

今回は東京マルイ製のMP7A1 GBB(ガスブローバック)にドットサイトを追加しました。

ストックやグリップを収納状態のMP7A1
MP7A1

ストックやグリップを出した状態のMP7A1
MP7A1

大きさ比較(ハンドガン、アサルトライフルとの比較)
大きさ比較

折角のコンパクトな本体ですし、ドットサイトもコンパクトにまとめたいので
候補をいくつかに絞りました。
(もちろん候補の全ては実物ドットサイトではなくレプリカです)

1.Aimpoint Miro T1 (見た目は一番好きかも)
2.SIISのFoldingSight (使わない時は折りたためるのでコンパクト!)
3.HYUGA Open Dot Sight Multi Mini T2 (実際にお店で見て候補に入る)

正直、お店に実物を見に行く前は、1か2で決めようと思ってました。

お店(エチゴヤ)にあったT1は、ローマウントもハイマウント(1万5千円くらいでした)も覗いた感じは同じ。
暗さ的には下の比較写真の右側程度の暗さで色味がもっと青っぽい感じです。
形は好きなので明るかったら買おうと思ってましたが、予想以上に暗くて却下・・・

次にFoldingSightは、同じSIISだけあって、下の比較写真の右側とほぼ同じ感じ。
(下の写真の右側のオープンドットサイトはSIISの安めの物です)
なんといっても使ってない時は折りたためるという、MP7のコンセプトにピッタリなドットサイトだったので、結構悩んだのですが、HYUGA T2と比較して却下。

上の2つを見比べている時に目に入ったのがHYUGA T2でした。
重さは150gでT1と比較しても重くないですし、視野も広めのオープンタイプ。
(多少覆われている部分があるので、完全なオープンよりは若干視野は狭いでしょうが)

そして、サイトを覗かせてもらうと、下の比較写真にもあるようにクリアな感じに見えました。
といっても、実物ホロサイトのEOTecXPSなんかも覗きましたが、流石にそこには遠く及びません(笑)

形もコンパクトで悪くないし、視界もよさそうだったので、最終的にHYUGA T2に決定しました。

ドットサイト比較(下の写真の右側のオープンドットサイトはSIISの安めの物です)
ドットサイト比較

HYUGA Open Dot Sight Multi Mini T2の箱
HYUGA Open Dot Sight Multi Mini T2

HYUGA Open Dot Sight Multi Mini T2
HYUGA Open Dot Sight Multi Mini T2

選べる色は2色(レッド&グリーン)でレティクルのパターンは4種類から選択可能。
(個人的にはグリーンは無くてもいいです)

HYUGA T2を取り付けたところ
MP7A1 with DotSight

実際にHYUGA T2をMP7A1に取り付けてみると、Aimpoint T1に引けを取らないコンパクトさ。
見た目も全然悪くないです!

MP7A1 with DotSight

ドットを覗いても、ノーマルサイトの干渉はなし。

MP7A1 with DotSight

レティクルの形状を写真に撮ろうと思いましたが、レティクルがちゃんと写るまで露出を落とすと、レティクル以外は真っ暗に・・・
レティクルの形状を写真で綺麗に撮るのは難しいですね・・・

上の写真のように、シーリングライトに向かって写真を撮ればなんとかくっきり写りますが
これじゃあまりにも絵的に悪いので、これ以上レティクルの形状写真を撮るのを断念!
HYUGA T2を販売しているようなサイトで形状を確認して下さい・・・

2013/05/05追記
ガスガンが使える季節になって来たので、インドア戦にて実際に投入してみました。
屋内に意図的に遮蔽物を置いたインドアフィールドなので、ライフルよりサブマシンガンが有利ですね。
(フルオート禁止でセミのみ許可のフィールドです)
次世代M4とMP7を使ってみましたが、やはり取り回しと身軽さではMP7が圧倒的に有利。
次世代が得意とする長距離での打ち合いも殆どなく、フル禁止のルールのため次世代の良さが活かせません。
MP7の命中精度も20mそこらだと、確実に狙った場所に飛んでいくので、不利な点といえば
装弾数と連射した時のタレが少し気になるくらいでした。

(装弾数が気になるといっても、セミのみのルールなので、それ程マガジンチェンジは頻繁ではありません)
インドアや狭いフィールドでのでのMP7、かなりお勧めです!

MADBULL Daniel Defense M4A1 RIS II 12.25inchを次世代SOPMODに組み込む 取り付け編 その2

準備したパーツなどの記事はこちら↓
https://hiro7216.mydns.jp/blog/?p=264

取り付け編 前編はこちら↓
https://hiro7216.mydns.jp/blog/?p=265

ガスチューブが届いたので、RIS IIの取り付けの続きを行います。

RIS2作業23

MADBULL Daniel Defense Low Profile Gas Blockにガスチューブを差し込み
ピンで止めるだけなんですが、まさかここで加工が必要になるとは思ってもみませんでした・・・

まず、ガスチューブを挿しても、ガスブロックの穴からチューブが見えるところまでも差し込めない。
明らかに途中で引っ掛かって奥まで入って行かない。

暫く力技でグリグリしてみるも無駄で、仕方なくドリルを使って穴を少し拡大。

これで大丈夫だろうとガスチューブを突っ込んでみると・・・

ガスチューブの穴の位置がガスブロックの穴の位置と重なるまで差し込めません!

ガスチューブの先端を削るか、ガスブロックの穴を深くするかのどちらかです。

私の場合、既に穴拡大用にドリルを出してたので、そのままドリル使って穴を延長。
で、やっとガスチューブとガスブロックが接続されました。

ちなみに、ガスブロックの穴にピンを挿す際は、左右で挿す穴の大きさが違うので注意が必要です。
片方は緩く、片方はかなりきついです。
なので、緩い方から挿して行き、きつい方の穴で完全に留めます。

ガスブロック取り付け
RIS2作業24

ガスブロックが接続出来たら、アウターバレルに入れてみて、位置などが合うか確認します。

RIS2作業25
RIS2作業26

上の写真を見てもらえばわかりますが、ガスブロックとアウターバレルの穴の位置が
全くと言っていいほど合っていません・・・

これは、純正の小さいガスチューブを挿すための出っ張りを残しているからです。
(恐らく削るだけじゃなく、更に穴を開けてアッパーフレームにガスチューブを入れて丁度いいくらいの長さ)

ここで取れる方法は3つ。

1.アッパーフレームの出っ張りを削ってガスチューブを挿すための穴を開ける。

2.ガスチューブを丁度いい長さに切断する。

3.気付かなかったことにして放置する。

そして、当然の如く3番を選択しました!(笑)
(実際にレールを取り付けると殆ど分からないです)

レールの取り付け
RIS2作業27

購入したRIS IIの付属品の中に、透明なプラスチック製のワッシャーが入ってます。
このワッシャー、袋的にはアンダーレールを止める皿ネジと同じ袋に入ってます。

普通の人なら皿ネジ用のワッシャーなんだろうなと思うと思います。
(簡易的な英文マニュアルには記載されていませんでした)
当然ながら私もそう思いました。

しか~~~し、レールの購入先の香港マニア的には、上の写真のようにして使うそうです。

レールとバレル基部の間に入れてボルトを締めこむらしいです。
香港マニアならそれなりの数扱って来たでしょうし、どう考えても香港マニアを信じた方が幸せになれるでしょう。
ということで、レールと基部の間にワッシャーを入れてボルトを締め込んで行きます!

車やバイク、その他全般で整備をする方なら常識として知っていることですが
一つの物に対し複数本のボルトを締める場合、必ず対角線上にボルトを締めて行ってください。
(取り付け精度を要求しないような場合、この限りではありません)
時計回りで締めて行くような締め方をすると、最初に締めた方向に傾いてついてしまいます。
また、対角線に締める場合でも、1本ずつは一気に締め込むのではなく
少し締めたら対角線上のボルトを締めて、対角線上のボルトを少し締めたら別のボルトを少し・・・
と、やっていけば、より傾きのない均等な締め込みを行うことが出来ます。
ボルトの締め付け手順

※透明のワッシャーは、ロットによっては付いていない場合もあるそうです。

センター確認
RIS2作業28

大体センターについていればOKかと思います。
少しのズレも許さない!ってなると、バレル基部やレールを削って調整して行くことになると思います。

しかし流石ですね。
Daniel Defenseからライセンスを受けているMADBULL製だけあって、調整なしでほぼセンターが出ました。

アンダーレール装着
RIS2作業29

皿ネジ4本でアンダーレールを取り付けて、ダミー(予備)の皿ネジ2本を取り付ければ終了です。

RIS2作業30

アッパーを本体と合体!
RIS2作業31

アッパーフレームを取り外した時と逆の手順で取り付ければ完成!

サイレンサーバージョン
RIS2作業32

ガスチューブと一緒に届いたトロイタイプフロントサイトを取り付けてみました。

バックアップサイトを立てたバージョン
RIS2作業33

RIS2作業34

ノーマルハイダーバージョン
RIS2作業35

やっぱり、普通のフラッシュハイダーも良いですね。
レールが際立ちます。

最後に取り付け後の感想ですが、首回りの剛性がかなり良くなったと思います。
ガチガチ感がかなりありますし、何より見た目がカッコいい!
RECEE LIFLEよりも長い12.25inch、買って後悔無しですね。

MADBULL Daniel Defense M4A1 RIS II 12.25inchを次世代SOPMODに組み込む 取り付け編

準備したパーツなど、1つ前の記事はこちら↓
https://hiro7216.mydns.jp/blog/?p=264

MADBULL Daniel Defense M4A1 RIS II 12.25inchの取付開始です。

まずは、既存のレール他を取り外す作業から。

アッパーフレームを本体から外す
RIS2作業1

まず、1のピンを押し込んで抜き取ります。
そして2のチャージングハンドルを後ろに引くと引きぬけるようになります。
(チャージングハンドルを引かないと引き抜けません!)

RIS2作業2

インナーバレル取り出し
RIS2作業3

インナーバレルは、後ろに引き抜くだけで簡単に引き抜けます。

ちなみにこれ以降の写真で、アッパーフレームが外される前の状態での作業写真があります。
最初は外さなくても交換できるかと思って進めていましたが、後述するフロントサイトの取り外しで
インナーバレルがあるとフロントサイトが取り外せないことが発覚したので記事的には先に書いてます。

純正レールの取り外し
RIS2作業4

写真のネジ1本を外せば準備完了!
(簡単!)

RIS2作業5

デルタリングを後ろに引けば、簡単にレールが外れます。
(ちなみに下のレールはネジを外さなくても取れます)

RIS2作業6
RIS2作業7

フロントサイト取り外し
RIS2作業8

上の写真の丸の部分のピンを取り外すのですが、向きを間違うと非常に固いです。
ピンは単なる円柱ではなく、片側には止めるためにギザギザが付いてます。
なので、逆から外そうとすると、ずっとギザギザ部分が中を通って行くことになります。

写真の向きにして、ピンポンチや細いドライバーを当て、ハンマーで叩いて抜きます。

RIS2作業9

そして上の写真の丸の部分。
実はアウターバレルの反対側にイモネジが隠れています。

なのでインナーバレルを抜き取らないと、六角レンチがインナーバレルに阻まれ
イモネジまで辿り着けずに外すことが出来ません。

更にこのイモネジ、完全に緩めると、外れてアウターの中に落ちます。
まあ、逆からはめて行けばいいんですが、面倒なので外れない程度に緩めてください。
(2~3回転させれば引っ掛かりがなくなり、フロントサイトが外れました)

デルタリング取り外し
RIS2作業10

上の写真の丸部分のネジ1本外せば、デルタリングは取り外すことが出来ます。
(簡単!)

RIS2作業11

アウターバレル取り外し
RIS2作業12

アウターバレル自体は取り外す必要はありません。
バレルナットは交換になるため、バレルナットを取り外す必要があります。
(バレルナットを取り外すと、アウターバレルも取れちゃいます)
本来は専用の工具を使う方が望ましいですが、今回はDaniel Defense Wrenchを引っ掛けて
ハンマーで軽く叩いてインパクトを与えて緩めました。

一旦緩めば後は手で回せるので、マイナスドライバーを当ててハンマーで叩いて緩める事も
十分可能だと思います。
(但し、専用工具でないと傷の付く確率は高くなります)

RIS2作業13

バレルナットを外すと、アウターとバレルベース(バレル基部)が外れます。
今回は首回りをガチガチを目指し、バレルベースをライラクスのハードバレルベースへと交換します。
(純正はアルミダイキャストで高負荷時にしばしば割れることもあるようです)

ライラクスのハードバレルベースは純正のバレルベースと殆ど寸法が同じです。
他のメーカーの物など厚さが違うものも多数あるので、後で調整の必要があります。
(純正と同じ寸法でも調整の必要がある場合が殆どだと思います)

RIS2作業14

上の写真のガスチューブの小さな部品は、取り外して保管しておきましょう。
小さなポッチ部分は、特に削る必要はありません。

仮組み
RIS2作業15

ここまで外してしまったら、一度ネジのピッチなど、加工無しで取り付けることが可能か
一度仮組みを行ってチェックしてみましょう。

今回購入したMADBULL製品は、かなり精度がよく加工無しで行けそうです。
※安く売られているこれのレプリカ版は、相当精度が悪いらしくネジが入って行かないとか・・・
2/3程度の値段で買えるとはいえ、そこまで精度が悪いと安い意味すら無い気がしますね。

ガスチューブ用の穴開け
RIS2作業16

付属してくるバレル基部の部品には、上の写真のようにガスチューブを通すための穴が開いていません。
もちろん、ガスチューブを取り付けなくても組み立ては可能ですが
元々見た目に拘って始めたRISIIへの交換なので、ガスチューブの穴を開けます。

(ガスチューブ付けないって人も少ないだろうし、最初から穴を開けてくれた方が良いですね~)

最初に3mmくらいの刃で穴を開けて、そこから4.5~5mmの刃に交換すればスルスル削れます。
ドリルをよく使う人にとっては常識ですが、ドリルの刃はいきなり目的の大きさを使うのではなく
最初に小さめの刃で穴を開けてから刃を大きくしていくと、非力なドリルでも楽に穴が開きます。

今回は最終的に4.5mmの刃で、少しだけ広めに開けたので、感覚的には4.6mmくらいになったと思います。
(挿すガスチューブで大きさは変わると思いますので、実際に仮組みして確認してください)

RIS2作業17
RIS2作業18

微調整
RIS2作業19

仮組みの際に多少ガタがあったので、そのガタを無くす微調整をします。
バレルナットを締めこんだ際に、バレル基部の部品はしっかり固定されましたが
アウターバレルが少しカタカタとグラついたので、この隙間を無くして行きます。

RIS2作業20

アウターバレルがカタ付くという事は、バレルナットとバレルベースの間に隙間があるという事なので
その隙間をスペーサーで埋めて行きます。

今回使用したのは、ライラクスのバレルロックシムセット(0.3mm)です。
(0.1mmと0.5mmのバージョンもあります)

実際にバレルナットをぐっと締めこんでグラつかないかをチェックします。

私の場合は、0.3mmを3枚でグラつきがなくなったので、0.9mm補正したことになります。
この辺は、使用するバレルベースの厚みや、RISII自体の個体差でも変わってくると思いますので
環境に合わせて調整してください。

スペーサーを入れすぎると、バレル基部の部品の方が緩くなるので、どっちもがっちりする調整をしてください。

ちなみにバレル基部の部品側に遊びがある場合は、今回のスペーサーは使えません。
(厚めのバレルベースを使用すると、この現象になる可能性が高いです)
その場合は、バレルベースを削って調整するか、バレル基部とバレルベースの間にスペーサーを入れる必要があります。

本組み
RIS2作業21

ここまで出来たら、ネジ止め剤を塗って本締め!と行きたいところですが、その前にネジなどが
ちゃんと挿せるかなどの確認を行います。

個体差で、エジェクションポート付近のネジが、組みつけてからだと、入らないケースもあるそうです。

私の場合だと、問題なくネジが抜き差し出来たのでネジ止め剤を塗って本締め!となりました。

ガスブロック
RIS2作業22

Daniel Defense公認のガスブロックも購入したし、次はガスチューブとガスブロックだ!
と行きたいところだったのですが、ガスチューブがまだ届かないため作業出来ません・・・
フォ○ス○ーさん、発送遅いよ~~~
いや、特別遅いわけじゃないんですけど、同時注文の他の2業者さん分は全部届いてるんです・・・

ということで、取り付け編 その2へ続く・・・