「カメラ」カテゴリーアーカイブ

VANGUARD VEO 2 265AB 三脚

今持ってる三脚が一眼レフで使うにはあまりにも貧弱なため、持ち運び出来て、更にある程度丈夫な三脚を購入検討してました。
ManfrottoのBefreeなども検討しましたが、某フリマアプリであまり聞いたことがない製品だけど、調べたら意外と良さそうな美品中古の三脚がお手頃価格で出品されていたので思わず購入。
VANGUARDという台湾のメーカーのようです。

VANGUARD VEO 2 265AB
VANGUARD VEO2 265AB

買った後で色々と調べてみると、雲台の先端が銃器に取り付けるレールのような構造になっているではありませんか。
ただ銃器の場合は、銃側に規格であるピカティニーレールがあって、そこに装備品を挟んでつける感じなので、このカメラのものとは真逆な感じです。
ピカティニー・レール – Wikipedia

調べてみたらカメラの世界では結構有名な規格のようで「アルカスイス」という名前だそうです。
アルカスイス社以外の他メーカーから出てるものは、一般的にアルカスイス互換と呼ばれているようです。
ちなみにアルカスイスとは企業の名前のようです。

VANGUARD VEO2 265AB

エアガンで既にレールの便利さは知っているので、これを使わない手はないと思いました。

VANGUARD VEO2 265AB

三脚側の機器をクランプ、カメラ側の機器をクイックシュー(クイックプレート)と呼ぶそうです。

VEO2にはクイックシューも1つ付属していますので、カメラだけであれば何も買わなくても使用可能です。
但し、付属のものだけですと三脚座付きの望遠レンズに変えたりした場合、クイックシュー自体を付け替えなければならす、アルカスイスの意味が全くありません。

ということで、アルカスイスの便利さを体験するには、望遠レンズにもそれぞれアルカスイス互換のクイックシューを取り付ける必要があります。

VANGUARD VEO2 265AB

続く
三脚だけでなく一脚にもアルカスイス互換のクランプを装着

TAMRON(タムロン) TAP-in Console

標準ズームをTAMRONのA007から SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2Model A032)に入れ変えましたが、どうもピントが甘い。
そこで直ぐにタムロンへD750と一緒にピント調整に送ることにしました。

送ってから待つこと10日

返って来た修理の明細には「若干の前ピンを確認したので調整しました」的なことが書かれてました。
良くなったのか確認してみると…

広角の24mm付近はガチピンになっていました。
が、そこからズームになるにつれて前ピンが酷くなるという状態で、70mm付近とか全然ピントがあってない!

何度もメーカーに送って調整してもらったという話も聞きますが、やりとりも面倒ですし、送っている間は本体ごと使えなくなるので、自分で調整することにしました。

最近発売されたタムロンのレンズは、TAP-in Console(タップインコンソール)というレンズのカスタマイズが行えるアクセサリに対応しています。
A032もタップインコンソールに対応しています。

SIGMA用の調整機器であるUSB DOCは持ってましたが、タムロンのは持っていなかったので購入。
が、現在は安いところには在庫がない状態で取り寄せになりました。
注文して3週間くらいで届きました。
本来メーカーがきっちりやるべきピント調整をユーザー自身に委ねるわけで、価格をもう少し安くしてもらえると助かるのですが…

TapInConsole

本体とUSBケーブルが入ってます。

TapInConsole

SIGMAのUSB DOCよりも丸みをおびた形状で、手触りも非常に良いです。

TapInConsole

専用のアプリをタムロンのWebサイトよりダウンロードし、PCとタップインコンソール、タップインコンソールとレンズをそれぞれ接続して専用アプリを起動します。
A032の場合は、焦点距離4か所と被写体までの距離か3所の計12か所での補正が出来ます。

TapInConsole

上の調整後のキャプチャを見てもらえば分かると思いますが、望遠側に行くにつれて前ピンが酷くなる状態でした。

今回は24mmはピントが合っており望遠になるにしたがって前ピンという状況でしたので、最初に70mmでピント調整を行い。
そこから予測で35mm、50mmの設定を行い一旦レンズに補正値を保存。
次に被写体までの距離を同じにして、焦点距離を変えながら微調整していく方法を取りました。

具体的に言うと、70mmの無限遠と最短距離でガチピンになるように補正。
この時の数字が+18でした。
そこから予測で35mm、50mmをそれぞれ+6、+12にして保存。

保存したら最短距離になるようにピント調整用のチャートとカメラの位置をセットして24mm、35mm、50mm、70mmを一気に撮影します。
当然ながら三脚使用で、AFでピント合わせする前に手動でわざとピント位置を大幅にずらししっかりとAFを動作させます。
偶々がないように、それぞれの焦点距離で複数回の撮影をします。

次に被写体までの距離を離して中間地点で同じことを行い、最後に無限遠でも行います。
広角の無限遠は正直なところ、等倍以上で見てもなかなかピントが合っているのか見分けが付きません。
ピントが合ってるのか分かり辛くなった時は、同じ焦点距離でコントラストAF(ライブビューで使われるAFです)で撮って比べると分かりやすいです。
ライブビューで撮ると基本的にピントはかなりの精度で合うので、くっきりとピントが合った画像との比較が可能になります。

微調整のために毎回カメラからレンズを外してタップインコンソールに繋いで、と調整するのは厳しいので、それぞれのズレ具合は後から一気に調整するためにメモっておきます。
(70mmの調整を行った時点で、どれくらいのピンボケがどれくらいの補正値でいいかという感覚は、なんとなく掴めているはずです)
メモを元にタップインコンソールに接続して微調整を行い、そこから更に上に書いた確認を繰り返すわけです。
繰り返し何度もやれば精度はもちろん上がります。
が、この作業は非常に疲れます…

どこまでやるかは「本人が気が済むまで」としかいいようがなく、自分が納得できるところまでやったら終了です。

レンズの補正を行うには、レンズをボディから外しタップインコンソールと接続しなければならず、そこが一番面倒臭い部分です。
レンズを装着したまま補正できる仕組みがあれば最高ですが、今度はPCからカメラの位置まで届く長いケーブルか、カメラと一緒に移動できるようにPCをノートやタブレットにしてカメラと一緒に移動する必要が出てくるので、無線でできない限りは結果的に楽にはならない気がします。

無線といえばSDカードの無線化は個人的にお勧めします。
画像を確認するのにSDカードをカメラから抜き取る作業が入ると、ピント調整作業は更に面倒な作業となってしまいます。
D750にはWi-Fi接続の機能が標準でありますが、接続できる無料アプリがAndroid用やiOS用しかないので、私はWi-Fi内蔵のSDカードであるFlashAirを導入しました。

FlashAirのことは以前から知ってましたが、書き込み速度やWi-Fiの速度が遅かったことから導入を見送ってましたが、第4世代になってから書き込み速度・転送速度共に大幅に上がっており、常用に耐えれると思い採用しました。
D750のダブルスロットのスロット2の方に入れて使用してます。
(スロット1にRAW、スロット2にJPEGを保存する設定にしています)

FlashAirを利用することで、D750からSDカードを抜き取ることなく、PCで撮影した画像を確認することが可能となるため、レンズのピント調整が非常に捗ります。
FlashAirの第4世代は非常にお勧めです!

TapInConsole

ちなみにタップインコンソールでは、手振れ補正のモード変更も可能です。
アプリにはフォーカスリミットの設定項目もありますが、A032にはそもそもフォーカスリミットのスイッチがないので、フォーカスリミット設定はできません。

追記
設定はテストチャートを使ってやりましたが、実際に外で撮影してみました。
やはり無限遠の設定は、テストチャートでは難しいです。
外での無限遠の調整は、遠くのタイル貼りのビルをコントラストAFと位相差AFで交互に撮影し、タイルや目地のシャープさを等倍で比べて行きました。
近くに電柱や建物、看板などがあると前ピン、後ピンの判断がよりやり易いかと思います。

外での撮影でも無限遠以外は微調整程度ですみましたが、無限遠がボケボケ画像になってしまいました…
※ボケボケなのは、あくまでも絞り開放で等倍で見た場合です。

結果的に下に貼ったキャプチャの設定で落ち着きました。
(設定の焦点距離以外の中間地点などでも試写してみました)

A032設定

AFのピンと調整は、テストチャートでは調整しきれない可能性がありますので、最終的には実写で微調整することをお勧めします。
しかし、メーカーに調整に出しても全域ガチピンになってはこないので、TAP-in Consoleを使えるようになったのは助かります。

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NIKON NEPS1について

丸窓でないNIKONのカメラを丸窓化するのによく使われるNEPS1ですが、基本的にニコンダイレクトでしか買えません。
(オークションサイトなどで買えますが高いです)
しかもよく落としてなくすと言われていたりします。

私もなくしこそしなかったものの何度が落としました。
(落としたのが室内だったから見つかりましたが、外だと気付かなかったり見つけることができない可能性が高そうです)

高いものではないので落としたら買えばいいかと思いがちですが、最初に書いた通り買うのが面倒です…

そこで少しでも外れ難くする工夫をしてみました。
私はD7200とD750の2台でNEPS1を使用しているので、2台とも対策を行いました。

0.5mmプラ板

まず0.5mmのプラ板を小さく切り出します。

NEPS1

下の写真の場所に切り出したプラ板を差し込みます。

NEPS1

最初に切った時は下の写真のように幅が広すぎて硬すぎました。

NEPS1

下の写真のようにギリギリに合わせて切りなおしてセットすると

NEPS1

嵌める時は若干固いですが、当然ながら嵌めた後も取れ難くなります。
プラ板の厚みやはみだし量で入れる時の硬さや取れやすさ変わるので、色々と試してみるといいかもしれません。
(あまり固くしすぎると壊れたり傷が入ったりする可能性もあるので注意してください)

NEPS1

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

今までカメラを入れるバックはショルダーバッグタイプのHAKUBAリッジ3というのを使っていました。
ショルダータイプなので持ち運びが面倒で、三脚も別で持つ必要がありました。
(私は殆ど一脚しか使いませんが)
また大きめのレンズも今までは別に専用ケースで持ち運ぶ必要があり、結果的にカメラ用だけで3つも持って出かけてました。

そこでカメラ機材の運搬に便利そうなリックタイプのカメラバックを探していたのですが、お目当てのロープロのものが中古で出てました。
「購入後1回のみ使用、新品同様です」という割には、新品の半額以下でかなりお安く購入できました。

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW
Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW
このロープロの400AWは偽物もかなり出回って入りうようですが、色んなサイトで調べた感じでは、私が購入したものは本物のようです。
Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

細かいレビューは他のサイトで既に沢山書かれていると思いますので、ここではどれだけの機器が入ったかだけを書きます。

今回はD750+望遠レンズメインで試してみました。
400AWはD750にシグマの150-600mm Contemporaryを付けたまま収めることが出来ます。
但しフードは逆向きじゃないと入りませんでした。

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

写真では以下のレンズやスピードライトが入ってます。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
KENKO テレコン1.4x
KENKO テレコン2.0x
METZ MECABLITZ 52AF-1 digital(スピードライト)

本当は超広角のSIGNMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSMまで入れたかったのですが、入りはしたもののチャックが閉まりませんでした・・・

今回は入れてませんが150-600mmではなく、70-200mmF2.8の方なら12-24まで一緒に入ったのではないかと思います。

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

凄い収納力で色んなレンズを持って行けます。

一脚も三脚用の場所に問題なく収まります。

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

私は手持ちカメラ+小型のビデオカメラで撮影したりするので、一脚にはビデオカメラ用に自立用のスリーレッグ アルミ VT1を取り付けています。
スリーレッグ アルミ VT1を付けたままでも三脚用のポケットに問題なく入ります。
(一眼は流石に重いのでVT1での自立は無理です)

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW

Lowepro(ロープロ) フリップサイド400AW
非常に優れたカメラバックだと思います。

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BENRO カーボン一脚 C28T + スリーレッグ アルミ VT1

一脚を利用することが多いのですが、一眼レフ撮影と同時にビデオを回すことも多々あります。
かといって一脚と三脚を両方持って行くのは荷物が多くなりますので、一眼を手持ちで撮影しつつビデオ固定撮影もできるように、一脚を自立式一脚としても使えるようにしてみました。

使ってる一脚はBENRO カーボン一脚ナットロックモデルC28Tです。
BENRO カーボン一脚ナットロックモデルC28T

同じくBENRO製のスリーレッグ アルミ VT1をC28Tに取り付けることで、自立式一脚にすることが出来ます。
BENRO 三脚アクセサリ スリーレッグ アルミ VT1
BENRO カーボン一脚 C28T + スリーレッグ アルミ VT1

VT1を折り畳むことで通常の一脚としても利用可能です。
(可動域は若干減りますが余程傾けない限りは普通に使えます)

スリーレッグ アルミ VT1折り畳み

VT1の裏側に六角のネジがあり、それを締めこむと一脚を傾けるのが固くなります。
逆に緩めていくと何も載せなくても傾くくらい緩くなります。

またC28TとVT1の接合部分にあるオレンジ色のリングを回すことで、傾き機能を固定して無効にしたりも出来ます。
(固定して傾きを無効にしても、六角を緩めすぎてると多少グラつきます)

通常のハンディビデオカメラ程度なら余裕で自立します。
D3300+キットレンズ程度なら一眼レフでも余裕の自立です。
(D7100+大口径レンズくらいになると危険なので自立放置はお勧めできません・・・)

三脚が広げれないスペースでも自立式一脚なら広げることが出来るのでお勧めのセットです。

 C28T +VT1 + D3300

持ち運び用にVellbonの一脚ケースを購入しました。
Vellbonの一脚ケースはサイズが選べるので、全長660㎜のものを選択して購入しました。

このサイズはC28TにVT1をセットしたまま収納するのに丁度いい大きさです。
小さめの雲台なら取り付けたままでもギリギリ収まります。
お値段もお手頃なのでお勧めの一脚ケースです。

Velbon 一脚ケース#66
Velbon 一脚ケース#66 その2

東洋リビング 3連(大口径用) 波形レンズホルダー 大

私はカメラやレンズのカビ防止として、東洋リビングの防湿庫を使用しています。
標準のレンズホルダーは4本のレンズと小物が置けるスペースがあります。
キットなどの小さめのレンズであれば問題ないのですが、ちょっと口径が大きいレンズだと隣のレンズとぶつかります。
1本飛ばしで置けば問題ないのですが、そうすると2本しか置けないという・・・
そこで大口径対応のレンズホルダーを購入することに。

但し、私が使ってる防湿庫は旧型のもので、今売られているレンズホルダーが使えるか分かりませんでした。
そこでちょっと調べてみると、そもそも追加トレーですら現行のものが使えるそうです。
ということで問題なく使えそうなので購入。

東洋リビング 3連(大口径用) 波形レンズホルダー 大

東洋リビング 3連(大口径用) 波形レンズホルダー 大 1
実際にレンズを収納してみると、私が持ってるレンズくらいなら余裕でぶつからずに収納できました。
(奥行きはシグマ APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMであまり余裕がない感じです)

東洋リビング 3連(大口径用) 波形レンズホルダー 大 2
東洋リビング 3連(大口径用) 波形レンズホルダー 大 3

ちなみに防湿庫のドライユニットですが、こちらも新旧互換があります。
(防湿庫のサイズも関係なく互換があります)
但し、ドライユニット単体では売られてませんので、単純に新型のドライユニットに置き換えることは出来ません。
ドライユニットの修理は1万円で新品交換すると2万円掛かります。(税・送料別)
(新品交換でも旧型の防湿庫には新型の光触媒ユニットと交換してくれません)

私の場合はED-25CAC(W)を安く手に入れることが出来たので、光触媒付きのクリーンドライユニットを取り外してED-121SSに移植しました。
これで旧型のED-121SSが最新のクリーンドライに生まれ変わりました!
(下段の湿度コントロールも全く問題なしです)

ちなみにED-121SSのドライユニットは故障してたので、修理に出して逆にED-25CACに取り付けしました。
どちらも全く問題なく動いてますし、湿度も設定通りにコントロール出来てます。

防湿庫の本体自体はしっかりしてるので長年使えます。
なのでドライユニットを単体で販売してもらえるとうれしいんですが。
(新製品が売れなくなるのでやってくれないでしょうけど・・・)

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